環境の現場から「エコリ」最前線を歩く
印刷新報2008年3月31日付の記事より一部抜粋。
環境にやさしい印刷関連の薬品「エコリ」シリーズのユーザー訪問記の8回目は株式会社タカヨシ。商業印刷をはじめ、ラベル印刷やパッケージ印刷、デジタルコンテンツ制作まで幅広い分野をカバーし、多様化する顧客ニーズに応えている。2004年にはUVオフセット印刷機を導入。そして、UV特有の問題を解決するため富士フィルムグラフィックシステムズ株式会社の湿し水「ECOLITY-2」ならびに「zeroIPA-ECOLITY20」、湿し水ろ過装置「ECOLI-KIREI100」をはじめ、エコリケミカルシリーズの薬品を採用し、品質の安定と同時に、さらなる環境対応を進めている。
●「エコリ」との出会い
「印刷会社は環境にやさしい企業でなければならない」と話すのは中村敏夫取締役工場長。これは、高橋社長が常日頃から社員に聞かせている言葉である。現在のように環境問題が大きく取り上げられる以前からのことで、環境負荷に対して高い意識を持っていた表れである。 そのような同社が富士フィルムの湿し水「ECOLITY-2」を知ったのは2004年のこと。UVオフセット印刷機の導入に端を発する。
同社の佐野正昭製造部工場管理部長は、「UVの5色機を導入したが、水幅の問題などで湿し水をどうするべきか悩んでいた。その時にECOLITY-2を紹介され、すぐに採用を決めた」と経緯を話す。併せて、湿し水ろ過装置「ECOLI-KIREI100」を導入、印刷品質のさらなる安定化を実現させると同時に、低コストでの環境対応を達成した。
現在では、UV5色機のほかに菊半裁4色機とラベル印刷機にも「ECOLI-KIREI100」を採用している。また湿し水は、「ECOLITY-2」に加え、IPA完全フリーでありながら高い印刷性能と印刷品質を実現した「zeroIPA-ECOLITY20」を活用するなど、理想的な環境保護印刷へ向けた取り組みをスタートさせている 期待をもって活用を始めたECOLITYの効果について佐野部長は「実際につかいこんでみると、ECOLITYによって乾燥性や網点品質が想像以上に向上し、現場の人間も驚いている。当然のことながら乾燥不良等のトラブルがなく、ロスが大幅に減少した。本来、印刷業界は曖昧な部分が多く、水も数値化することが困難で非常に捉えずらい。エッチ液の濃度などは一番大切な管理であるにも関わらず、オペレーターが疎かにし、トラブルが生じることが多々ある。その点、FFGSプリントサプライさんは定期的に濃度管理を行ってくれるため助かっている。薬品の使い方から印刷に関するアドバイスまでしてもらっているため、私どもも大きな信頼を寄せている」と製品とともに細やかなサポート体制を高く評価する。
さらに、クリアファイルの受注も多く、「原反そのものが水を吸わない。単純に水を絞るとしても、薄い水膜で版面に均一に安定して着けたいと考えるとECOLITY以外に選択肢がない」(佐藤部長)と絶賛する。同社では湿し水の他にも、印刷機器等には環境対応型の薬品であるエコリケミカルシリーズを使用し、環境配慮を怠らない。給水ローラーのインキ除去・親水性アップを実現するために乳化タイプの給水ローラークリーナー「CD-1」を、また洗浄用の薬品として、油性インキやUVインキを問わずに優れた洗浄性能を発揮するマルチタイプのクリーナー「MC-E」(プレート/給水ローラー兼用)等を活用。環境対応と高品質を支えるツールとして機能している。
続きは印刷新報3月31日の記事をご参照ください。
