富士フイルム、独ソフト会社買収 ネット写真サービス強化
日本経済新聞2008年1月22日の記事より抜粋
富士フイルムは、消費者がデジカメで撮った写真の印刷・アルバム加工などをインターネット経由で受注・販売する事業を強化する。このため、サイト上での発注作業を簡単にするソフトを持つ独写真加工用ソフト開発会社、アイピーラボ(ボン市)を買収した。ネット写真サービスの売上高を2010年度に約300億円と、2006年度のほぼ6倍に引き上げる。
ア社の買収金額は20億ー30億円のもよう。同社ソフトは海外の写真チェーン店などが導入しており、欧州ではシェア首位を占める。アルバム加工用の写真を自動配置するなどで、発注が数分程度でできるという。
富士フイルムは同ソフトを日欧米で写真店や流通業者などへ販売する予定。消費者は写真店などのホームページにアクセスし、写真のアルバム加工などのサービスを利用できる。
ネット写真サービスは米国で年率30%で拡大するなど海外を中心に市場が拡大。アルバム加工といった付加価値の高いサービスの需要が増えている。写真フィルム需要が激減するなか、富士フイルムはネット写真サービスの強化を通じ現像機や印刷機、消耗品などの需要拡大も目指す。
