小ネタ集
一つ上に移動WinとMacの"明るさ"のカベ
高橋です。
近年はMacintoshだけでなくWindows機でのDTPも増えており、最近ではIntelMacのBootCamp機能で「MacでWinが動かせる!」という状況になったものの、昔からよく言われている問題があります。
平たく言うと、「OSが違うと明るさが違う」という問題なんですが、これはOS側で設定してあるガンマ値(画像の明るさの変化と出入力電圧の比……のことですが、詳しく説明すると鼻水が止まらなくなるので今はざっくりと。1に近づくほど自然な色に近いそうです)がMacとWinで違うためで、Macが1.8、Winが2.2とされています。
従って、一般的にはMacよりもWinの方が「暗く見える」といわれています。ちなみに一般的なテレビのガンマ値は2.2だとか(もちろんここのディスプレイごとにも多少の変化はあります)。
で、機械ではなくOSに依存する問題なので、BootCamp機能によってOSを変えても明るさが変わらないか……というと変わっていないようですし、ホワイトポイントのズレの問題などもあるようです(from La vie est si belle)。
この改善策はいくつかありますが、代表的なものを三つほど。
(1)Macのガンマ値をWinに合わせる方法
OSXの環境設定の中にガンマ値を合わせる方法があります(こちらを参考に→chaloowsスタッフBlog|ガンマ値変えてクロスOS)。
(2)Winのガンマ値をMacに合わせる方法
残念ながらOSにはガンマ値を修正する機能がありません。が、PhotoshopやAdobe CSについてくるAdobe Gammaに、ガンマ値を合わせる機能があります(CS3には付属しないようですが、非公式ながら左記リンク先からダウンロードして使用することもできます)。
(3)専用ツールを使う方法
Eye-Oneシリーズなどの測色機を用いて色合わせを行う方法。(1)や(2)が最後は自身の目で感覚的に合わせなければならないのに対し、機械測色ですので精度がかなり違います。プルーフや印刷物にモニタを合わせる、というプロユース向きの方法です。
と、ご紹介はしてみましたが、かなり詳細は省いた説明をしています。ガンマ値を合わせても色の感覚がぴたりと合うというわけにもいかないみたいなので、難しいところではありますが……もしWinに持ってきたら色が暗い! とおっしゃる方は一度モニタの色設定をご確認されることをお勧めします。
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Adobe CS3とLeopardとスキャナ
高橋です。
僕の所属するEIグループ(ちなみにElectronic Imagingの略だとか)では、「電子画像対応グループ」の名の通り、DTPシステム構築のお手伝いをしています。その中でトラブルに直面することも少なくなく、トラブルから見つけた「小ネタ」……Adobe風に言えば「TIPS」を新たなカテゴリとして登録することにしてみました。コラムっぽくなってしまう「日々雑感」カテゴリと合わせてお読みいただければいいなぁ、と思ってはいる……のですが。
で、そんな中から今日は「CS3とLeopard」の話を少々。
Adobe CS3が登場してからおよそ10ヶ月、MacOSX 10.5(いわゆる「Leopard」)はまだ半年たっていないとはいえ、少しずつではありますが導入していただいている会社様も増えてきました。
そんな折に直面したものですが、
「Photoshop CS3を終了させると、なぜか毎回『予期しないエラー』が発生する」
という問題が2件続けて発生しました。インターネットをさまよっても上手く理由をつかむことが出来ず、悩んでいたところ、最初にお話を伺ったお客様から、「そのもう1件のところ、スキャナつないでいらっしゃいますか?」とヒントになる一言が。ちなみに最初のお客様の方でもスキャナをつないでいないとエラーが出ない……ということがあり、その部分で迷っていた模様でした。
その手がかりをもとに、原因を特定したところ、「EPSONスキャナドライバのバージョンにより、Photoshop CS3の終了時に不具合が起こる」ということが判明しました(こちらの【変更点】を参照)。
というわけで、CD添付のインストール済みスキャナドライバをアンインストールし、EPSONのダウンロードページから最新のソフトをダウンロードし、インストールすることで解決しました(ご協力いただいたお客様には心からお礼申し上げます)。
結構まれな出来事とはいえ、今後MacProまたはiMacを導入されるお客様の中には似たような事例が起こらないとも限りません。
購入された機械同梱ドライバの中にはLeopard発売以前に作成されたものもあり、最新のドライバをダウンロードして入れることで、エラーが回避できることも少なくありません。もし「ある機器・ソフトを入れたら挙動がおかしくなった」のであれば、その機器・ソフトを一度はずして(アンインストールして)試してみる、というのがトラブル原因究明の第一歩でしょうか。
そして、トラブルのご相談のときには、出来れば「周辺機器、使っているソフト」も教えていただければありがたいです。これは当社に限らず、メーカーに修理を依頼するときにも必要になる情報ですので……。
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フォントの埋め込みあれこれ
高橋です。
前回、Acrobat 9の記事におきまして、「OpenTypeフォント対応はPDF1.4からですが、実用化されたのは1.6から」と脚注で示しておりました。が、どうやら 私の勘違いがあったらしく、OpenTypeフォントの埋め込みはPDF/X-1a(PDF1.3相当)ですでに対応しており、これに関して事実誤認が あったようです(謹んでお詫び申し上げます)。詳細として、以前ご紹介した出力の手引きWebから下記の記事をご紹介します。
OpenTypeフォントを埋め込む? http://www.screen.co.jp/ga_dtp/dtp/50faq/20080425opentype.html |
これによると、
この「OpenTypeフォントを埋め込む」指定は、「OpenTypeフォントを含んだPDFを作る」という一般的な意味とは異なり、あまり使わない特殊な機能を指しています。
この特殊な機能は推奨運用ではありません。
とあり、いわゆる「自分の使ったフォントを他の環境でも見られる」という意味でのフォントの埋め込みではなく、 「OpenTypeフォントそのままの形で埋め込む」という形になるようで、条件もかなり厳しくなっています。実際ここまで厳密に運用される方も少ないで しょうし、実際上記サイトの通り、TrueFlowではお勧めしていません(おそらく富士フイルムのXMFや、その他APPE搭載RIPでも同じことが言 えるでしょう)。ただ、基本的なフォント埋め込み(「サブセット埋め込み」などとされるものです)がなされてないとそもそもフォントが正しく表示されない ので、注意が必要です。
ちなみにフォントの埋め込みは意外と気づかないことが多く(たとえ埋め込んでいなかったとしても、自分の環境で見る限りは 自分の使っているフォントが現れるのでなかなか気づきません)、印刷環境にいって初めて気づくことが少なくありません。こういう時は「表示環境を変えてみ る」(たとえばMacで作ったPDFをWindowsマシンで見てみる、など)に越したことがないのですが、そのような環境がないこともあります。そんな 方にお勧めしたいものとして、五泉の吉田印刷所様が以下のようなサービスを提供されています。
PDFフォント○×チェッカー |
PDF入稿での運用をお考えの方は是非お試しください。
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Leopard 10.5.3 + PhotoshopCS3 + NASでデータが壊れるかも知れない件
高橋です。
昨日、Adobe Acrobat 9が発表されまして(結局「Adobe9」という商品名は噂だけだったようですが。でも「Quark XPress 8」はそのまま「Quark8」で通じてしまうんですよねぇ……)、7月上旬の発売に向けて話題を良く聞くのですが(その件はまた日を改めて)、その陰に隠れてしまってるかも知れないという情報を耳に挟んだので少々。
特にLeopardとCS3を導入された方で、NASドライブを使ってらっしゃる方は確認されておいた方がいい情報です。
【緊急】MacOSX 10.5.3はちょっと待て - DTP+印刷営業メモ
五泉の吉田印刷所の中の方のブログより。
Photoshopユーザー+NASユーザーは要注意らしいぞ。
MacOS10.5&Creative Suite 3 Design Premiumを使っています。
メインでPhotoShopを使っています。使い方はサーバに置いてあるデータを直接現像したり
直接編集したりしています。
最近10.5.3にアップ後不具合が発生する様になりました。
具体的には、サーバに保存してあるデータを直接編集して、上書き保存をするとデータが
壊れてしまい、開く事が出来ないとメッセージが出てしまいます。
(RAWデータを現像しそのまま保存すると問題無いのですが、保存した現像データを開き
レタッチ編集後上書き保存を行うと壊れてしまう様です)
要は、PhotoShopで編集し保存すると壊れる様です。
現状、10.5.2に戻した所正常に保存出来る様になりました。
しかも、「AFP環境だからアレなので、SMBなら何とかなる」という問題ではなく、
id:gnw smbでもおかしいのでsshfsを使ってる
という、ちょっと危険な香りのする情報も。何となく僕の素人判断ながらどこか通信環境のバグっぽい気もするので、AppleかAdobeが早急にパッチを出して下さるのを待つしかないのですが、当面はローカル環境にコピーして編集→NASドライブにさらにコピー……という手を使うのが最も有効なのかも知れません(MacOSのアップデートをしない、という手もありますがバグフィクスとかもあるので僕としてはあまりお薦め出来ない方法ではあります)。
これをご覧の方の中にもTeraStation使いの方を始めとしたNASユーザーの方は少なくないので、ちょっと当分はこちらでも積極的に情報提供していきたいところですね。
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Leopard + PhotoshopCS3 + NASの件続報
高橋です。
以前Leopard 10.5.3 + PhotoshopCS3 + NASでデータが壊れるかも知れない件で触れさせていただきました組み合わせによるトラブルの件ですが、Adobeから公式な答えが出ました。
問題点 (Issue)
Mac OS 10.5.3 環境において、ネットワークサーバに保存したファイルを開こうとすると、エラーメッセージ 「Could not complete your request because it is not a valid Photoshop document (Photoshop ファイルが無効のため、要求された動作を完了できません。)」 が表示され、ファイルを開けない。
理由 (Reason) これは、アップル社と弊社において既知の問題です。[233979]Mac OS X 10.5.3で、ネットワークサーバに保存したファイルを開けない(Photoshop CS3)
つまりは、前にも述べたとおりローカル環境にコピーして編集→NASドライブにさらにコピー……という手を使うしかない、というのが正式にも告知されたわけで……ちょっとNAS環境をお使いの皆様にはご不便をおかけするかもしれませんが、十分ご注意が必要かと思います。
逆に言えば、OS10.5.4かCS4あたりで直ってくれればそれに越したことはないのですが……ちょっと対応を待つしかないようです。
というわけで、TeraStationをはじめとするNASユーザの皆様には重々ご注意の程、よろしくお願いします。
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Quark8で旧バージョンのファイルを編集するための設定あれこれ
高橋です。
先月、Quark XPress 8 が全世界同時発売となり、Quark3.3や4.1の環境の方が乗換えを少しずつ考え始めていらっしゃるようです。
しかし、やはりバージョンが挙がると設定項目やらパネル周りも相当変わるもの。そこで、QX8の設定項目について、QuarkXPress関連メモさんのところで簡単にまとめられています。
図解付きで分かりやすくなっておりますので、過去のQXからバージョンアップされた方はぜひご覧下さい。
なお、無償バージョンアップキャンペーンは終わってしまいましたが、QX8の無償お試し版が頒布されております。60日間有効ですので、使ってみてはいかがでしょうか。
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OSX 10.5.5とCS3でプリント時は要注意です
ご無沙汰しております、高橋です。
先月ぐらいにMac OSX Leopardの新しいパッチが登場したようですが、そちらで印刷の仕組みが変わってしまったらしく、Illustrator・InDesignでのプリントや、PDFを「プリント」から作成した場合、印刷された内容が拡大・縮小されてしまう場合があるということです。
用紙サイズを指定して印刷すると縮小されて出力される(Macintosh 版 Illustrator CS3/InDesign CS3)
ちなみに、CS2では同様のケースは起きないようです。また、今のところMicrosoftサポートページにおいても、Officeでのトラブルは起こっていない模様です。
対策としては、「アプリケーション側で用紙サイズを設定しない」ということになりそうですが、もしLeopardをお使いの方で同様のトラブルにあっている方はぜひお試しください。
なお、Adobeのサポートデータベースは結構頻繁に更新を行っていたりしますが、実際のトラブル発覚から1ヶ月ぐらい遅れて反映されることもあるようなので(以前の「OSX 10.5.3+NAS」のトラブルの時など……)、そういう場合はAdobeユーザーズフォーラムなどもご覧いただければと思います。同様のトラブル事例が報告されているかもしれません。
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